「最後に質問はありますか」と聞かれると、急に頭が真っ白になることがありますよね。何も聞かないほうがいいのか、たくさん聞くべきなのかも迷うところです。
逆質問は、面接でよく見せるためだけの時間ではありません。仕事内容や期待される役割を理解し、自分がその会社で働く姿を具体的にするための対話です。求人票や企業サイトで分かることを確認したうえで、まだ知りたいことを選びましょう。
逆質問は「知りたいこと」を確かめる時間
一つも質問が思いつかないときは、応募先について調べ足りないのではなく、「自分は仕事を始めたら何を知りたいか」がまだ言葉になっていないのかもしれません。
たとえば、担当業務の範囲、入社後に期待されること、一緒に働く人との連携、評価の考え方は、働き始めてからのイメージに関わります。面接で聞いた説明を踏まえて質問すると、相手にも関心が伝わりやすくなります。
目的別の逆質問20例
すべてを聞く必要はありません。応募先と自分に合うものから、聞きたいことを準備しておくと安心です。
仕事内容・期待
- 入社後、最初に任せる可能性がある業務を教えていただけますか。
- このポジションで特に期待されていることは何でしょうか。
- 一日の業務の流れを差し支えない範囲で伺えますか。
- 繁忙になりやすい時期や業務はありますか。
チーム・連携
- 配属先のチーム構成を教えていただけますか。
- 日頃はどのような部署・職種と連携しますか。
- 業務上の相談はどのように進めることが多いですか。
- 入社後の引き継ぎや研修はどのように行われますか。
評価・成長
- この仕事で評価されやすい行動や成果は何でしょうか。
- 目標設定はどのように行われますか。
- 未経験の業務を学ぶ機会はありますか。
- この職種で経験を積んだ先の役割には、どのようなものがありますか。
働き方・企業理解
- 求人票にある○○について、実際の運用を伺えますか。
- 現在、チームで改善しようとしていることはありますか。
- 御社らしさを感じる場面があれば教えてください。
- 面接で伺った事業の方針は、現場ではどのように共有されていますか。
選考の最後に確認したいこと
- 本日のお話を踏まえ、私の経験で補足したほうがよい点はありますか。
- このポジションで活躍されている方に共通する点はありますか。
- 入社までに準備しておくとよいことはありますか。
- 今後の選考の流れを教えていただけますか。
聞く前に確認したいことと避けたい聞き方
企業サイトや求人票に明記されている内容を、調べずにそのまま聞くと、準備不足に見えることがあります。まず確認し、「求人票では○○と拝見しましたが、実際にはどうでしょうか」と、知りたい背景を添えて聞くとよいでしょう。
反対に、給与や休日を聞くこと自体が悪いわけではありません。働くうえで大切な条件です。ただし、説明のタイミングや選考段階によっては、仕事内容を理解したうえで具体的に確認するほうが話しやすいことがあります。相手の説明を遮ったり、答えを急かしたりする聞き方は避けましょう。
質問を一緒に選ぶ
逆質問は、用意した言葉を消化するためのものではありません。面接で聞いた内容から、本当に気になったことを一つ選ぶだけでも十分です。
Careeeでは面接対策として、応募先や転職の軸に合わせた質問の整理をお手伝いできます。聞きたいことを我慢せず、働くイメージを深める対話にしていきましょう。
質問は面接ごとに入れ替えてよい
一次面接で仕事内容を十分に聞けたなら、次の面接ではチームの連携や期待される役割を聞く、と質問を変えて構いません。同じ質問を繰り返さないためには、面接後に「聞けたこと」「まだ分からないこと」を短くメモしておくと便利です。
逆質問が思いつかないときは、「今日のお話で、私の理解が違っているところはありますか」と確認するのも一つの方法です。質問数を競うより、応募先で働くうえで必要なことが分かったかを基準に選びましょう。
条件に関する質問も、確認の目的を添える
休日や残業、給与などを確認したいときは、仕事を続けるうえで必要な条件として聞いて構いません。「求人票の○○について、働き方を具体的にイメージしたく、運用を伺えますか」のように、確認したい理由を一言添えると会話になりやすいでしょう。
その場で回答が得られないこともあります。面接官が把握していない項目は、誰にいつ確認できるかを聞き、メモしておきます。答えをもらえなかったことだけで判断せず、選考の段階や説明の機会を見ながら、必要な条件を確かめましょう。