「第二新卒だと、経験が足りないと思われるかな」。新卒で入社してから間もない時期に転職を考えると、今の経験をどう見られるかが気になりますよね。
第二新卒は、法律上の決まった年齢や勤務年数を示す言葉ではありません。求人によって指す範囲も異なります。だからこそ、言葉だけで有利・不利を決めず、今の仕事で何を経験し、次にどんな仕事を選びたいのかを整理することから始めましょう。
第二新卒は一律の年齢や年数を指す言葉ではない
求人に「第二新卒歓迎」と書かれていても、応募条件、必要な経験、研修の有無は企業ごとに違います。まず仕事内容、必須条件、勤務条件を読み、自分が応募対象に含まれそうかを確認します。分からない場合は、応募前や面接で確認できることもあります。
短い職歴を、説明しにくいものとして隠す必要はありません。入社してから担当した仕事、仕事の進め方で覚えたこと、周囲との関わり方を、事実に沿って伝える準備をします。
短い経験から整理できること
成果として大きな数字がなくても、社会人として身につけたことはあります。たとえば、報告の仕方、顧客への対応、納期の守り方、業務を覚えるために工夫したこと、チーム内での連携などです。
「電話対応をしていました」だけで終わらせず、「相手の要件を聞き、担当者へ正確に引き継ぐことを意識していた」のように、行動へ戻して書いてみましょう。自分では当たり前だと思っていた仕事が、応募先で活かせる力になる場合があります。
転職理由と応募先の接点をつくる
転職理由は、前職への不満だけで話す必要はありません。今の経験を通じて、どんな仕事に関心を持つようになったか、次は何を深めたいかまで考えると、応募理由につながります。
たとえば、営業事務の仕事を経験して「お客様の課題を直接聞く仕事にも挑戦したい」と考えたなら、なぜその仕事に関心を持ったのか、今の経験の何が活かせそうかを具体的にします。無理に立派な将来像を作るより、現時点で大切にしたいことを正直に整理しましょう。
応募前に確認したいこと
入社後の仕事内容、研修・引き継ぎ、評価の考え方、勤務条件を確認しておくと、自分に合う求人かを考えやすくなります。求人票だけで分からないことは、面接の逆質問として聞くこともできます。
「第二新卒」という言葉はよく使われますが、企業や求人によって想定している経験や採用条件は同じではありません。言葉に自分を当てはめようとするより、応募条件を読み、今までの経験で伝えられることと、次に取り組みたいことを整理する方が現実的です。
前職を短期間で辞めたことがある場合も、理由を隠したり、反対に細かく説明しすぎたりする必要はありません。事実を簡潔に伝えた上で、そこで気づいたことと、次の職場では何を大切にしたいかをつなげます。選考を急ぐより、続けられそうな仕事内容かを確かめながら進めましょう。
最初の仕事で身についたことを、小さく分ける
入社して間もないと、「まだ何もできていない」と感じるかもしれません。それでも、会社での報告・連絡、仕事の優先順位、電話やメールの対応、期限を意識した作業など、学校生活とは違う経験をしているはずです。任されたこと、難しかったこと、工夫したことをいくつか書き出してみましょう。
たとえば、毎朝の問い合わせ対応をしていたなら、相手の要件を確認し、担当者につなぐ役割を覚えた経験です。結果を大きく見せる必要はありません。できるようになったことを事実として話すと、次の仕事を学ぶ姿勢にもつながります。
迷ったときは、応募先を少しずつ比べる
「第二新卒向け」と書かれた求人だけに絞らず、仕事内容と応募条件を見てみてください。興味を持てる仕事が複数あるなら、業務内容、教育や引き継ぎの有無、勤務時間、休日を並べます。早く決めることよりも、入社後の姿を少し具体的にできる求人を選ぶ方が、面接で聞きたいことも見えてきます。
応募を始める前に、履歴書や職務経歴書のたたき台を一度つくっておくと、求人を読んだときに自分との接点を見つけやすくなります。完成度より、経験を並べることを先にしてみてください。
Careeeでは、転職相談やキャリア面談を通じて、短い経験から伝えられることや、応募先との接点を整理できます。履歴書・職務経歴書の作成支援、面接対策も利用しながら、背伸びしない転職活動を進めてみてください。