「エージェントとの面談で、何を話せばいいんだろう」。
転職したい気持ちはあるけれど、希望職種も時期もはっきりしていない。そんな状態で面談を申し込んでよいのか、不安になることがありますよね。
面談は、完璧な答えを用意していく場ではありません。今までの経験、今の仕事で感じていること、これから大切にしたいことを話しながら、転職活動の進め方を整理する時間として使えます。面談の内容や進め方はサービスによって異なりますが、決めていないことをそのまま伝えて構いません。
面談は、求人紹介の前に状況を整理する時間
面談では、経歴や現在の仕事、転職を考え始めた理由、希望する働き方などについて聞かれることがあります。これは、求人を紹介するためだけではありません。自分に合う仕事を考えるうえで、何を大切にしたいかを共有するためです。
たとえば、「今すぐ転職するかは決めていない」「仙台へ戻る可能性もある」「年収より休日を見直したい」といった迷いも、面談で話してよい内容です。話してみると、自分が変えたいことと、今の仕事で続けたいことが分かれてくる場合があります。
話せると整理しやすいこと
すべてをきれいに説明する必要はありませんが、次のようなことをメモしておくと話しやすくなります。
- これまで担当してきた仕事と、印象に残っている経験
- 現在の仕事を続けたい部分、変えたい部分
- 希望する職種、勤務地、勤務時間、休日、給与など
- 転職を考える時期と、在職中か退職後か
- 数年後に身につけたいことや、避けたい働き方
希望が矛盾しているように感じても大丈夫です。「仕事の幅は広げたいが、通勤は短くしたい」のように、そのまま話してみましょう。優先順位をつける前の材料になります。
給与についても、希望額が決まっていなければ、現在の給与の内訳や生活上の条件を確認したうえで考えたい、と伝えられます。休日、残業、在宅勤務の有無なども、希望と「まだ分からないこと」を分けておくと、面談で無理に答えを作らずに済みます。
準備はできる範囲でよい
履歴書や職務経歴書がある場合は、面談前に共有すると、経歴を見ながら話しやすくなります。ただ、書類が完成していないからといって、面談を後回しにする必要はありません。
書類がない場合は、勤務先、担当業務、在籍した時期、できるようになったことを箇条書きにするだけでも十分です。転職理由も、きれいな文章にしなくて構いません。「今の働き方を続けられるか不安」「もっと顧客と関わる仕事を考えたい」といった本音から始められます。
面談の前には、話したいことを一つだけでもメモしておくと安心です。「転職するか迷っている」「求人票の見方を知りたい」「書類のどこから手をつけるか迷う」といった短い言葉で十分です。当日はそのメモを見ながら話しても構いません。
質問してよいこと
面談では、求人の探し方、応募書類の見直し方、面接の準備、地域の求人の見方などを質問できます。紹介された求人に対しても、仕事内容、勤務地、勤務時間、応募条件など、気になることを聞いて大丈夫です。
サービスそのものについて、どんな支援が受けられるか、連絡はどのように進むか、紹介された求人に応募するかはいつ決めるのかを質問してもよいでしょう。自分に合う進め方かを確かめるための面談でもあります。説明を聞いてから利用を考える選択もあります。
面談で話した内容は、あとから変わっても問題ありません。希望職種や時期を見直したくなったら、その理由と一緒に伝えましょう。条件を一度決めたからといって、無理に合わせ続けるより、今の考えに近い状態を共有する方が求人選びを進めやすくなります。
反対に、まだ答えが出ていないことは「考え中です」と伝えましょう。無理に希望を決めるより、迷っている理由を共有した方が、次に調べることが見えてきます。エージェントとの使い分け自体に迷う場合は、「転職サイトと転職エージェントの違い」も参考にしてください。
Careeeでは、転職相談・キャリア面談を通して、希望条件や転職の軸を整理し、求人選び、応募、選考のサポートを行っています。履歴書・職務経歴書がまとまっていない段階でも、まずは経験を言葉にするところからご相談いただけます。