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  3. 履歴書のPCスキルはどう書く?できることを具体的に棚卸しする方法

「Excelは使えるけれど、履歴書にはどこまで書けばいいんだろう」。PCスキルは、資格がないと書けないように感じることがありますよね。

資格がなくても、仕事や学びの中で実際に使ったソフトと操作があれば、応募書類に書けます。大切なのは「使えます」と大きく見せることではなく、何に使い、どこまでできるのかを、事実に沿って伝えることです。

PCスキルは、ソフト名とできる操作で書く

ハローワークの案内でも、使用できるPCソフトの種類と、どのようなことができるかを記載する形が示されています。たとえば「Excelが使える」だけでは、表への入力ができるのか、集計まで経験したのか、読む側には分かりません。

まずは、使ったことのあるソフトを思い出し、それぞれで行った操作をメモしてみましょう。

  • Word:文書作成、表の挿入、書式の調整、PDFへの保存
  • Excel:データ入力、並べ替え、フィルター、四則演算、関数を使った集計
  • PowerPoint:資料の作成、図や表の配置、発表用スライドの調整
  • メール・チャットツール:社内外への連絡、ファイル共有、予定調整

すべてを書ける必要はありません。実際に行ったことだけを選び、応募先の仕事内容と関係するものを優先します。

「10段階」は自分の経験を思い出す目安にする

自分のレベルが分からないときは、10段階の目安で整理してみる方法があります。ただし、これは採用側に通じる共通の資格基準ではありません。履歴書に「Excel:7/10」のように書くためではなく、自分がどの操作まで経験しているかを見直すためのメモです。

たとえば、説明を見ながら基本操作ができる段階、日常業務で一人で使える段階、手順を工夫したり周囲に説明したりできる段階というように、自分の経験を振り返ります。迷ったら、「誰かに見せなくても、仕事で再現できる操作か」を基準にすると考えやすいでしょう。

Excelの数式や関数も、名前を多く並べることが目的ではありません。表を作った、データを並べ替えた、合計を出したなど、実際に使った場面と結びつけるほうが、自分でも説明しやすくなります。

応募先の求人票と照らし合わせる

PCスキルは、応募先によって求められる内容が違います。求人票に「Excelの基本操作」「表計算ソフトの使用経験」などの記載があれば、自分の経験と照らし合わせます。

できない操作まで「可能」と書く必要はありません。たとえば、関数を使った経験がないなら、入力、表の整形、並べ替えなど、できる範囲を具体的に書けば十分です。必要なスキルに不安がある場合は、応募前に求人票を読み直し、面接で確認したいこととして残しておきましょう。

一方で、求人票に詳しい記載がなくても、過去に使ったソフトを一つずつ思い出してみてください。日報の作成、受発注データの入力、会議資料の修正、メールでの連絡なども、仕事の中で使ったPCスキルです。

応募書類では、正直に短く書く

書き方の例としては、「Excel:データ入力、並べ替え、フィルター、基本的な関数を使った集計」「Word:文書作成、表の挿入、書式調整」のように、ソフト名と操作をセットにします。経験がある場合だけ、「社内の月次資料を作成」「受発注データを確認」といった使用場面を職務経歴書に添えてもよいでしょう。

応募書類では、スキルをたくさん並べることより、応募先の仕事で使う場面を想像できることが大切です。事務職なら表計算や文書作成、営業職なら資料作成や顧客情報の整理など、求人票の仕事内容と照らしながら選んでみてください。

PCスキルは、足りない部分を隠す欄ではありません。今できることと、これから身につけたいことを分けておくと、応募先選びや面接での説明にも役立ちます。

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