「未経験歓迎の求人に興味はあるけれど、PCが苦手だから応募できないかもしれない」。
そんな不安があると、求人を開く前から選択肢を狭めてしまいますよね。でも、PCスキルといっても、職種や会社によって求められる内容は違います。まずは、何が不安なのかを細かくしてみましょう。
PCが得意な人と同じレベルを目指してから応募する必要はありません。
求人で必要な場面を確認し、今できることと、これから練習したいことを分けることが最初の一歩です。
「PCが苦手」を、操作ごとに分けてみる
PC操作が不安と感じる理由は、人によって異なります。たとえば、キーボード入力に時間がかかる、メールのやりとりが不安、WordやExcelをほとんど使ったことがない、オンライン会議が初めて、といったものです。
一つの言葉でまとめず、次のように書き出してみましょう。
- メールを受け取り、返信する
- ファイルを保存し、指定された場所から開く
- 文字を入力し、見出しや表を整える
- 表計算ソフトで数字や一覧を入力する
- オンライン会議に参加する
できない操作だけでなく、「自宅でメールは使っている」「入力ならできる」「スマートフォンで予定を管理している」といった、できることも一緒に書きます。最初から専門的な関数や資料作成が必要とは限りません。
求人票で、どの場面にPCを使うかを見る
求人票に「PC基本操作」とあっても、具体的な業務は企業ごとに違います。仕事内容欄を読み、PCを使う場面を想像してみてください。
たとえば、事務職なら文書作成、表への入力、メール対応が含まれることがあります。販売や接客でも、予約確認、在庫の入力、社内連絡などで使う場合があります。一方で、特定のソフトや資格が応募条件になっている求人もあります。
分からない表現があれば、応募を見送る前に確認する方法があります。「基本操作とは、主にどのような業務を想定していますか」「入社後に使用するソフトは何ですか」と、求人の窓口や面接で聞いてみましょう。応募条件として明記された資格・経験は、満たしているかを正確に確認します。
まずは、仕事に近い小さな操作を練習する
練習するときは、資格取得だけを目的にするより、応募先でありそうな操作を選ぶと続けやすくなります。
たとえば、メールの件名と本文を分けて書く、簡単な案内文を一枚作る、家計の項目を表に入力するといった練習です。保存したファイルを後から開く、間違えた文字を直す、といった操作も仕事では役に立ちます。
履歴書に書くときは、できるようになったことだけを、事実に沿って書きます。「勉強中」の内容を、すでに実務で使えるように見せる必要はありません。PCスキルの記載方法は、「PCスキルは履歴書にどう書く?」の記事も参考にしてください。
学ぶ方法は、今の状況に合わせて選ぶ
自分で練習を始める以外に、ハローワークの就職支援セミナーや、ハロートレーニングを検討する方法もあります。ハロートレーニングは、希望する仕事に必要な職業スキルや知識を学ぶための公的な職業訓練です。離職者向けの公共職業訓練や、主に雇用保険を受給できない求職者向けの求職者支援訓練などがあり、対象や受講までの流れ、コースは異なります。
パソコン操作を含む訓練コースもありますが、募集時期、地域、費用、受講要件は一律ではありません。受講料が無料と案内される訓練でも、テキスト代などが必要な場合があります。利用を考えるときは、最新のコース情報を確認し、ハローワークに相談してください。
不安を隠すより、準備の途中を整理する
未経験の仕事に応募するとき、すべてを一人で解決してから動く必要はありません。大切なのは、どの操作が不安で、何を練習していて、応募先で何を確認したいかを整理することです。
Careeeでは、転職相談・キャリア面談を通して、希望する仕事に必要な条件を整理し、求人選び、履歴書・職務経歴書の作成、応募・選考の準備をお手伝いします。PCスキルをどう伝えるか、応募先の求人で何を確認するかに迷うときもご相談ください。